さて、いよいよ内定がもらえて働き始めた私だが、今の状態を語る前にまず、一年間就活してた時期のことをやっぱり振り返りたい。
カッコつけたことを言って前職を退職した私だったが思っていた以上に就活には苦労した。でも、楽しいこともあって職業訓練校に通いデザインを学んだことや、この時できた仲間たちと出会えたことはその中の一つ。この年になって真剣にテキストと先生と向き合い、課題をこなし、苦手なことも克服しなければならなかった。皆の前で自分の考えを話し、グループワークをし、プレゼンをする。仕事でも同じようなことはたくさんあって今までもそれなりにこなしてはきたし、むしろ得意なほうだが、仕事と違い、学校でするのではまた感じが全然違うものだ。だからこそ、やり切ったらとても達成感があったし、ここで学んだことは私の今後の人生の中でとても意味があるものに思える。宇都宮ブレックスの試合を見に行ってカメラをもって写真の加工(レタッチ)などなんとなくでやってたものが、上手い下手はともかく基礎を学べたことは大きい。デザインのフォントの使い方など、基本が知らないと恥ずかしいこともたくさんあった。今後もカメラやブログサイトは続けたいからね。できたらデザイン系の企業に就職したかったけど。。。
学校を卒業してもしばらく仕事がなかったわけで、バイトを探すことにした。今はとても便利な時代でバイトも探しやすい。バイトをしながら就活をし、いろんな企業に面接をしていただいてまあまあたくさん話をしてきたが、これだけでも世界のビジネスが目まぐるしく変わっていることを実感できた(というより私が知らなかったため)。前職は大企業だった。ビジネスシーンのことは毎日朝礼でも共有があるし私は知ってるほうだと思っていたが全然であった。今の世の中いろいろなものに触れていかないとおいて行かれる。いかに私は何も知らなかったのだと実感した。
何社も落ちて辛かった。モチベーションも保てない。どうせ落とされるだろうと思うからだ。しかし今思うと何社も落とされたから学べたこともあった。これから大きくなるであろう会社、若手が楽しんで働いているのだろうと感じられる会社。面接してくれた会社の中でも先行きが明るそうなのは、堂々と自分の考えを話し、伝えられる技術を持った若者がいる会社だと思った。だが、そんな中でも。昭和世代でも固くなりかけた頭を柔軟にしようとし、新しいものにチャレンジしようと考えている企業もあった。人生100年時代。一番変わるべきはやはり団塊ジュニア。そしてこの世代の子供たちは今まさに大学卒業から30代前でこれから期待される世代だ。親世代の考えや生き方は大いに子供たちに影響を与えるだろう。私たちはどう生きて何を伝えられるか。
新しいことにチャレンジし、転職活動するのは思った以上に苦しかった。職業訓練に一緒に通っていた20代から30代だって厳しい世界で結局前職と同じ業種に戻った人も多い。それは必ずしも新しい世界に飛び込めなかったからではないだろう。むしろ、前職の業界に疑問を抱き課題を見つけ、その解決のために毎日考えながら働きかけるも前に進めず、いったんやめたものの仕事を離れたこの期間にいろいろ考えたうえで向き合おうと思った結果だと思っている。かれらはデザインを学んでいるときの課題制作のテーマは前職のものを扱うことが多かった。やっぱり思い入れがあるのだと思ったよ。前の仕事を愛している人が多かったように思う。
外に出てみないとわからないことはたくさんある。
さて、今私は大企業から昭和こてこての企業で働くことになった。結構しんどいことが多い。口を出したくなるし仕組みを変えたいこともたくさんある。だが臨時職員の私にどれだけの発言力があるだろうか。我慢できるか私。せっかく決まった仕事だしなぁ。
つづく
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